映画感想「わが教え子、ヒトラー」
第二次大戦末期のドイツが舞台のコメディタッチのヒューマンドラマ。
敗戦濃厚な中、士気高揚のためヒトラーにひと席打たせたいゲッベルスだが、精神を病みつつあるヒトラーは取り合わない。そこで演説の講師として起用されたのは、収容所で強制労働中のユダヤ人で元俳優アドルフ・グリュンバウム教授だった。教授の指導に徐々に心を開いていくヒトラー、ナチスへの憎しみは捨てきれない教授とその家族、そしてゲッベルスたちの暗い画策。皆さんの行く末はいかに、という感じのおはなし。
キャラクター ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆ 好き
全体的に ★★★★★ 好き
オススメ度 ★★★★☆ ナチスの皆さんを軽く知ってるとオススメ
以下ネタバレ感想。
続きを読む映画感想「名探偵登場」
封鎖された雷雨の洋館が舞台のコメディ。
謎の富豪トゥエインに招かれた五人の名探偵たち。トゥエインは探偵たちに「今夜この中の誰かが殺される」と告げて屋敷を封鎖。謎を解いたら100万ドル。トゥエインは何者なのか、100万ドルを手にするのは誰か、真相やいかに。という感じのおはなし。
キャラクター ★★★★★
ストーリー ★★★★☆ あってないようなもんだけど
全体的に ★★★★★ 頭おかしい、大好き
オススメ度 ★★☆☆☆ 人には勧めないとおもう
以下ネタバレ感想。
続きを読む映画感想「博士の異常な愛情」
米ソ冷戦時代のアメリカを舞台にしたブラックコメディ。
米空軍のリッパー将軍が発狂し、勝手にソ連への攻撃命令を下して立てこもる。作戦室では大統領をはじめとする皆さんがソ連大使を交えて話し合い。電話越しに話すソ連首相の口から「最終兵器(doomsday machine)」なる単語が飛び出し、場は騒然。その「最終兵器」とは、「ソ連が攻撃されたら自動的に世界を滅ぼす」核爆弾。命令取り消しのためにてんやわんやする作戦室とそれを眺めるストレンジラブ博士、聞く耳を持たないリッパー将軍、何も知らずに爆撃に向かう戦闘機の皆さん。世界の運命やいかに、という感じのおはなし。
キャラクター ★★★★★ ほんとすき
ストーリー ★★★★★ ほんとすき
全体的に ★★★★★ ほんとすき
オススメ度 ★★★★☆ 好みの問題はあるよね。
以下ネタバレ感想。
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